TOP
NEWS
会社概要
業務内容
環境・品質活動
東予の水生生物
リンク
お 問い合わせ サイトマップ 利 用上の注意
東川魚類図鑑(エビ・カニ編)   
最 終更新日 : 2007年 10月 2日
東 川には魚類以外にも様々な水生生物が生息しています。ここでは、これらの内エビ・カニの仲間 について紹介します。
 スジエビ
 アメリカザリガニ
 クロベンケイガニ
 アカテガニ
 モクズガニ
 サワガニ
 スジエビ <Palaemon paucidens>(テナガエビ科)
 生涯を淡水域で過ごす純淡水性のエビです。やや黄色みがかった透明な体に黒い縞模様があります。昼間は 水辺のヨシ帯やブロックの間に潜んでいます。写真はメスで腹部に卵を抱えています。東川では5〜7月頃産卵するようです。
 アメ リカザリガニ <Procambarus clarkii > (アメリカザリガニ科)
 やはり生涯を淡水域で過ごす純淡水性のエビ類ですが、本種は日本の在来種ではなく1926年にアメリカ からウシガエル(食用ガエル)の餌用に輸入されたものが逃げだし各地に広まりました。旺盛な繁殖力で昭和40年代頃から本州以南の水田や用水路、溜め池等 でで大繁殖しましたが、圃場整備や周辺水路のコンクリート化に伴い現在では比較的限られた水域に残存ているに過ぎません。若い個体は茶褐色ですが、成熟す ると赤黒い派手な体色になります。また、オレンジ、青、白、黄色等の体色をした観賞用の品種があります。
 クロベンケイガニ <Chiromantes dehaani>(イワ ガニ科)
 河口域で見られる大型のイワガニ科カニ類で、普段は土手に穴を掘って生活しますが産卵期(夏)にはメス が海岸に降りて腹に抱いた卵塊(写真)を孵化させ、幼生を海に放ちます。ゾエア期、メガロパ期と呼ばれる幼生期を海で過ごし、稚ガニとなって川を遡りま す。近年、河口域の開発に伴い生息数が減少し、愛媛県版レッドデータブックの準絶滅危惧種に指定されています。
 アカテガニ <Chiromantes haematocheir>(イワガニ科)
 前種に近縁で生活史や生態もほぼ同じイワガニ科のカニ類ですが、本種の方がクロベンケイガニよりも少 し水から離れた場所に棲む傾向があるようです(ただし、東川では両種共生息可能な範囲が狭いため同所的に見られます)。本種はハサミ脚が鮮やかな朱色で、 表面に顆粒が少なくツルツルしています。前種同様、河口域の開発に伴い生息数が減少しており、愛媛県版レッドデータブックの準絶滅危惧種に指定されていま す。
 モ クズガニ <Eriocheir japonicus>(イワガニ科)
 前2種と同様、川と海を回遊する通し回遊性の大型カニ類で、ハサミ脚にフサフサとした毛をもつのが特 徴です。近年は食用として大変人気が高く、肱川や四万十川では「つがに」と呼ばれ名産品として珍重されています。
 サワガニ <Geothelphusa dehaani>(サワガニ科)
 純淡水性のカニ類で他のカニ類と比較して圧倒的に大きな卵を産み、幼生期を卵の中で過ごし、稚ガニの姿 で孵化します。さらに、稚ガニはしばらくの間、メスの腹部で保護されます。体色は通常茶褐色ですが、青白いもの、紫がかるもの等、変異があります。東川で は主に国道11号線より上流の渓流域で見られます。